里山さんぽ券は、平日1,000円・土日祝1,500円で「どんどこ森の山頂」「もののけの里」「魔女の谷」の屋外3エリアを歩けるお得なチケットですね。
ただし魔女の谷は午後からの入場限定で、ハウルの城などの建物内部には入れません。
里山さんぽ券とは?料金と入場エリアを解説
里山さんぽ券は、2026年7月入場分から新しく登場したチケットですよ。
自然豊かな公園を歩きながら、屋外の3エリアをのんびり楽しみたい方に向けて用意された券種ですね。
料金は平日が大人1,000円・子ども(4歳〜小学生)500円、土日祝は大人1,500円・子ども750円です。
これとは別に、チケット1枚につき110円のシステム利用料がかかることも覚えておいてくださいね。
入場できるのは「どんどこ森の山頂」「もののけの里」「魔女の谷」の3エリアで、いずれも屋外を中心に散策できる場所になっています。
大さんぽ券スタンダード(平日3,300円)と比べるとぐっと手が届きやすい価格なので、初めてジブリパークに足を運ぶ方にも、リピーターの方が2日目にゆったり過ごす日にも向いていると感じますね。
レストランやショップ、乗り物などの利用そのものはできますが、料金は別途かかる仕組みです。
チケットは入場日の2か月前、10日の14時からBoo-Wooチケット(オンライン)またはローソン・ミニストップ店頭のLoppiで販売が始まります。
たとえば10月分の入場チケットなら8月10日14時に、11月分なら9月10日14時に発売が始まる、という計算になりますね。
人気の高い土日祝や連休は発売直後から予約が埋まりやすいので、日程が決まっている方は発売日をカレンダーに控えておくと安心です。
魔女の谷は楽しめる?午後入場の制限を知っておこう
結論からお伝えすると、里山さんぽ券でも魔女の谷の雰囲気はしっかり楽しめますが、入場は13時から16時30分までの午後限定になっています。
『魔女の宅急便』のグーチョキパン屋や、『ハウルの動く城』『アーヤと魔女』の街並みを歩いて回れるのは、他のチケットと変わりません。
ヨーロッパの田舎町に迷い込んだような、カラフルな建物の並びを眺めているだけでも心が弾みますよ。
ただし午前中は魔女の谷に入ることができないので、午前のうちは無料エリアを散策したり、どんどこ森やもののけの里を先に回っておく、という順番で計画を立てるのがおすすめです。
午前は無料エリアで園内に点在する「ジブリの忘れ物」と呼ばれる小さなオブジェを探しながら過ごし、13時になったタイミングで魔女の谷へ向かう、という回り方を想定しておくと、当日あわてずに済みそうですね。
この午後限定という区切り方は、園内の混雑を時間帯で分散させる狙いがあるのではないかと個人的には見ています。
入場時間を絞ることで、朝から夕方まで一気に人が集中するのを防ぎ、エリアごとの快適さを保とうとしているのかもしれませんね。
夏場に訪れる場合は、一番暑くなる時間帯からしか魔女の谷に入れないことになるので、水分補給をこまめにしながら回るのを個人的にはおすすめしたいです。

ハウルの城・オキノ邸・魔女の家には入れる?
里山さんぽ券では、魔女の谷にある「ハウルの城」「オキノ邸」「魔女の家」の建物内部には入場できません。
これらの建物に入るには、プレミアム券のリストバンドを持っているか、当日入場券を別途購入する必要があります。
里山さんぽ券を持っていても、この当日入場券を購入すること自体はできるので、そこは誤解しやすいポイントかもしれませんね。
大人の当日入場券は、オキノ邸と魔女の家がそれぞれ400円、ハウルの城は1,000円という料金設定になっています。
ハウルの城は魔女の谷の「小さな小屋」付近で午前10時(休日は9時)から整理券が配られ、記載された時間から16時30分までの間に購入する流れです。
人気が高く、開園からほどなくして売り切れてしまう日も多いようなので、どうしても中に入りたい方は最初からプレミアム券を選ぶ方が確実だと思います。
建物の外観だけでも十分に世界観を味わえますが、中まで見比べてみたいという方は、他のチケット種別も一度検討してみるとよいかもしれませんね。
どんどこ森・サツキとメイの家には入れる?
里山さんぽ券でどんどこ森に入場した場合、行けるのは山頂にある「どんどこ堂」のみで、『となりのトトロ』でおなじみの「サツキとメイの家」は見学できません。
サツキとメイの家の内部を観覧するには、エリア券(どんどこ森)か、大さんぽ券プレミアムが必要になります。
山頂へは徒歩でも登れますが、スロープカーという乗り物を使えばゆったりと坂を上ることができますよ。
このスロープカーは仕組みとしてはエレベーターに近く、乗った人が上昇ボタンを押すとゆっくり動き出す、なんとも味のある乗り物です。
山頂にはトトロを模した高さ約5mの木製遊具があり、内部はヒノキ造りで、頭を入れるとヒノキの香りがするそうですよ。
中に入って遊べるのは小学生までのお子さんに限られていますが、大人でもその姿を間近で見るだけで、映画の世界に一歩近づいたような気持ちになれます。
どんどこ森の麓には、かつての名古屋の路面電車をイメージしたスロープ号「どんどこ号」も走っていて、山頂とふもとを行き来する乗り物として活躍しています。
サツキとメイの家まで見たいという方は、後日改めてどんどこ森のエリア券やプレミアム券で訪れる、という2段構えの楽しみ方も選択肢の一つですね。
もののけの里の楽しみ方と所要時間の目安
もののけの里は『もののけ姫』の世界をイメージしたエリアで、タタリ神や乙事主(おっことぬし)のオブジェ、タタラ場をモチーフにした建物が点在しています。
里山さんぽ券では建物内部の体験はできませんが、屋外の景観をゆっくり眺めながら歩くだけでも十分に雰囲気を味わえますよ。
きなこを削ってわらび餅を作れる体験施設もありますが、こちらは追加料金がかかる仕組みです。
乙事主のオブジェの一部は滑り台になっていて、4歳から小学6年生までの子どもが利用できるようになっています。
エリアを出てすぐのところには屋内の休憩所もあるので、暑い季節に訪れる場合は無理をせず涼をとりながら回るのがよいと思います。
じっくり見て回っても30分から1時間ほどあれば十分楽しめる規模感のエリアなので、里山さんぽ券の3エリア散策の中では、比較的軽めに立ち寄れる場所と言えそうですね。

里山さんぽ券はどんな人におすすめ?他チケットとの違い
ここで、里山さんぽ券・大さんぽ券スタンダード・大さんぽ券プレミアムの違いを整理しておきますね。
| チケット | 入場エリア | 建物内部 | 大人料金(平日) |
|---|---|---|---|
| 里山さんぽ券 | どんどこ森(山頂のみ)・もののけの里・魔女の谷(午後) | 入場不可 | 1,000円 |
| 大さんぽ券スタンダード | ジブリの大倉庫・もののけの里・魔女の谷 | 一部現地別売 | 3,300円 |
| 大さんぽ券プレミアム | 全5エリア | 全建物入場可 | 7,300円 |
こうして比べてみると、里山さんぽ券は「建物の中まで見たいわけではないけれど、自然の中を歩きながらジブリの雰囲気を味わいたい」という方にちょうどよい設計になっていることが分かりますね。
特に子連れでのんびり過ごしたい方や、2日間の旅行のうち1日をゆったり散策に充てたい方には向いていると思います。
反対に、ハウルの城やサツキとメイの家、地球屋など建物の中までしっかり見たいという方には、プレミアム券や個別のエリア券の方が満足度は高くなるはずです。
初日にプレミアム券で建物までじっくり見て回り、2日目は里山さんぽ券でショップやカフェを気軽に楽しむ、という2日間の組み合わせ方を考える旅行者もいるようですね。
里山さんぽ券をおすすめする理由(考察)
チケット細分化という流れの中に位置づけて考える
筆者としては、里山さんぽ券は「ジブリパークのハードルを下げてくれたチケット」だと感じています。
これまでの大さんぽ券は最も安いスタンダードでも3,000円台からで、家族で行くとなると交通費や食事代も含めてまとまった出費になりがちでした。
ジブリパークはこれまでにも、当日限定で建物内部だけを見学できるハウルの城やサツキとメイの家の入場券を現地販売するなど、少しずつ「エリアや体験単位で細かく選べる」チケット設計を積み重ねてきた経緯があります。
里山さんぽ券は、その流れをさらに一歩進めて、屋外散策そのものを主役にした券種として登場した、と捉えると位置づけがしっくりきますね。
- これまで:全エリア一括のプレミアム券が中心、屋内展示を含む体験ありき
- 今回:屋外散策のみに絞った低価格帯の券種を新設
- 狙い:来園目的に応じて選べる選択肢を増やし、価格帯の入口を広げること
こうした「全部入り」ではなく目的別に細分化されたチケット設計は、近年のテーマパーク運営全体で見られる傾向のようにも思います。
USJでも一部エリアに絞った時間帯限定パスが用意されることがありますし、屋内展示と屋外散策を分けて売る発想自体は、混雑を平準化しつつ来園者の予算や滞在時間に合わせた選択肢を増やす狙いがあるのではないかと筆者としては見ています。
ジブリパークはもともと5つのエリアに分かれた構成で、1回の来園ですべてを見尽くすのが難しいパークです。
その特性を踏まえると、里山さんぽ券のような「屋外散策特化」の券種が生まれたのは、自然な流れだったのかもしれませんね。
季節選びと予算配分、2つの注意点
一方で、魔女の谷が午後入場限定という制約は、暑い時期に訪れる方にとってはやや負担になりやすい部分だとも感じますね。
一番気温が上がる時間帯からしか入場できないため、春や秋に比べると体力の消耗は大きくなりやすいはずです。
- 春・秋に訪れる場合:気候が穏やかで、午後の屋外散策も快適に楽しみやすい
- 真夏に訪れる場合:13時〜16時30分は気温のピーク帯と重なりやすく、水分補給や休憩をこまめに挟む工夫が必要
- 建物内部を見送るぶんの予算:パン屋さんやカフェでの食事、お土産に回せるのも隠れた魅力
これは私見ですが、里山さんぽ券で訪れるなら、真夏よりも気候の穏やかな春や秋を選ぶ方が、屋外中心のこのチケットの良さを存分に楽しめるのではないかと思います。
もののけの里・魔女の谷・どんどこ森という自然豊かな3エリアを歩きながら、木々の間を抜ける風や季節の移ろいを感じられるのは、屋内の展示エリアだけでは味わえない体験ですね。
筆者としては、里山さんぽ券は「安いから我慢するチケット」ではなく、「屋外散策に特化した、もう一つのジブリパークの楽しみ方」として捉えるのがしっくりくると考えています。
里山さんぽ券の料金一覧
最後に、価格だけをさっと確認したい方のために、料金をまとめておきますね。
| 区分 | 平日 | 土日祝 |
|---|---|---|
| 大人 | 1,000円 | 1,500円 |
| 子ども(4歳〜小学生) | 500円 | 750円 |
※このほかチケット1枚につき110円のシステム利用料が別途かかります。価格やチケット販売状況は変更される場合があるため、最新情報は必ず公式サイトでご確認くださいね。
まとめ
里山さんぽ券は、平日1,000円・土日祝1,500円で「どんどこ森の山頂」「もののけの里」「魔女の谷(午後のみ)」を歩ける、2026年7月に登場した新しいチケットです。
魔女の谷の街並みは楽しめますが、ハウルの城やオキノ邸、魔女の家といった建物内部には入れず、当日入場券の購入も別途必要になります。
同じくどんどこ森でも、サツキとメイの家の中までは見学できず、行けるのは山頂の「どんどこ堂」までとなります。
建物の中までじっくり見たい方はプレミアム券やエリア券を、屋外散策を気軽に楽しみたい方は里山さんぽ券を、というように目的に合わせて選んでみてくださいね。
よくある質問
里山さんぽ券でハウルの城には入れますか?
入れません。ハウルの城の内部を見学するには、プレミアム券のリストバンドか、当日入場券(大人1,000円)の購入が必要です。当日入場券は里山さんぽ券の所持者でも購入自体は可能ですが、人気が高く早い時間帯に売り切れることが多いです。
里山さんぽ券でサツキとメイの家には入れますか?
入れません。里山さんぽ券でどんどこ森に入場した場合、行けるのは山頂の「どんどこ堂」までとなり、サツキとメイの家を見学するには別のチケット(エリア券やプレミアム券)が必要です。
里山さんぽ券は当日でも購入できますか?
いいえ、ジブリパークのチケットはすべて日時指定の完全予約制で、当日券の販売はありません。入場日の2か月前の10日14時からBoo-Wooチケットやローソン・ミニストップのLoppiで販売されるので、事前の予約が必須です。

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