ジブリパークの里山さんぽ券と大さんぽ券、一番の違いは「入れるエリアの広さ」と「建物内部を見られるかどうか」ですね。
2026年7月入場分からは里山さんぽ券が新登場し、セット券は3種類です。このほかにも、見たいエリアを選ぶエリア券があります。
この記事ではセット券3種類を中心に、料金だけでなく、見たい展示や家の内部、入場時刻から選べるように比較します。
- 3種類のセット券の料金と対象エリア
- 里山さんぽ券でできないこと・午後の回り方
- スタンダードの当日券とプレミアムの違い
- 建物が目的の場合に比べたいエリア券
2026年10月8日に公式の料金・券種案内を確認しました。大倉庫を見たいのか、屋外を歩きたいのか。先にひとつ決めておくと、料金表がぐっと読みやすくなりますよ。
里山さんぽ券とは?2026年7月からの新プランを解説
里山さんぽ券は屋外3エリアが対象。魔女の谷は13時以降です。
里山さんぽ券は、2026年7月入場分から新しく登場したチケットですね。
自然豊かな屋外3エリアを歩きたい方に向けて用意された、お手頃な価格のチケットです。
入場できるのは「どんどこ森」の山頂、「もののけの里」、そして「魔女の谷」の3か所です。
ただし「魔女の谷」だけは午後(13:00〜16:30)の入場に限られていますので、そこは覚えておいてくださいね。
料金は大人が平日1,000円、土・日・休日が1,500円です。
子ども(4歳〜小学生)は平日500円、土・日・休日が750円になります。
これまでのチケットに比べると、ぐっと手が届きやすい設定になっていると感じます。
レストランやショップ、遊具・乗り物なども利用できますが、こちらは別途有料になりますので、その点は事前に頭に入れておくとよいですね。
大さんぽ券プレミアム・スタンダードとの違いは何?
スタンダードには大倉庫の展示が含まれますが、魔女の谷の3施設内部は別売です。
大さんぽ券には「プレミアム」と「スタンダード」の2種類があり、入れるエリアと建物観覧の範囲がそれぞれ異なります。
大さんぽ券プレミアムは、ジブリパークの5エリアすべてに入場できるチケットです。
「地球屋」(青春の丘)、「サツキとメイの家」(どんどこ森)、そして「魔女の谷」にある「オキノ邸」「ハウルの城」「魔女の家」の3施設まで、建物の内部を含めてすべて観覧できます。
料金は大人が平日7,300円、土・日・休日が7,800円です。
大さんぽ券スタンダードは、「ジブリの大倉庫」「もののけの里」「魔女の谷」の3エリアを周遊できるチケットです。
ジブリの大倉庫の展示は見られます。一方、魔女の谷のオキノ邸・ハウルの城・魔女の家の内部は含まれず、見たい場合は現地で特別施設当日入場券を追加購入します。
料金は大人が平日3,300円、土・日・休日が3,800円です。
これに対して里山さんぽ券は、そもそも「ジブリの大倉庫」と「青春の丘」には入場できません。
建物の中を見学することも想定されていない、屋外散策に特化したチケットという位置づけですね。
こうして並べてみると、5エリアと建物を見たいならプレミアム、大倉庫の展示と魔女の谷の街並みならスタンダード、屋外3エリアを歩くなら里山さんぽ券。まずこの違いから考えると、名前に引っ張られず選べます。
3つのチケットを比較表で見てみる
文章だけだと分かりにくい部分もあるので、料金と入場範囲を表にまとめてみますね。
| 項目 | 大さんぽ券プレミアム | 大さんぽ券スタンダード | 里山さんぽ券 |
|---|---|---|---|
| 入場エリア | 全5エリア | ジブリの大倉庫・もののけの里・魔女の谷 | どんどこ森(山頂のみ)・もののけの里・魔女の谷(午後のみ) |
| 魔女の谷3施設の内部 | 含まれる | 当日券を現地で追加購入 | 不可/当日券購入も不可 |
| 料金(大人・平日) | 7,300円 | 3,300円 | 1,000円 |
| 料金(大人・土日祝) | 7,800円 | 3,800円 | 1,500円 |
| ジブリの大倉庫 | ○(時間指定) | ○(時間指定) | × |
| 青春の丘 | ○ | × | × |
| 魔女の谷 | ○(開園から最終入場16:30まで) | ○(開園から最終入場16:30まで) | ○(13:00〜16:30のみ) |
こうして見ると、プレミアムとスタンダードの価格差はおよそ4,000円、スタンダードと里山さんぽ券の差も2,000円以上あります。
里山さんぽ券は魔女の谷に入れるとはいえ午後限定である点が、表だけを見ると見落としやすいので注意してくださいね。
この差額と時間制限をどう考えるかが、チケット選びの一番のポイントになってきます。

セット券以外の選択肢も見ておきましょう。魔女の谷・もののけの里券は大人平日3,300円、土・日・休日3,800円で、魔女の谷の3施設内部も含みます。同じ価格帯のスタンダードと比べると、大倉庫か魔女の谷の家か、何を優先するかが分かれ目になります。
大倉庫だけなら全日大人2,000円、青春の丘とどんどこ森のエリア券はそれぞれ全日大人1,000円です。時間枠や入れる建物は券ごとに違うので、セット券に収まらない目的がある方は公式一覧も見てください。

購入方法・子ども料金・追加費用も比較しよう
- 通常発売は入場2か月前の10日14時
- Boo-Wooチケット、ローソン・ミニストップのLoppiで購入
- 子どもは4歳〜小学生、3歳以下は無料
- 予約券1枚につきシステム利用料110円
- 購入後の自己都合の日時変更・払い戻しは不可
| セット券 | 子ども平日 | 子ども土・日・休日 |
|---|---|---|
| 里山さんぽ券 | 500円 | 750円 |
| スタンダード | 1,650円 | 1,900円 |
| プレミアム | 3,650円 | 3,900円 |
チケットはBoo-Wooか、ローソン・ミニストップのLoppiから申し込めます。発売時刻だけでなく、来園日、券種、人数をそろえて申し込みましょう。本人確認に必要な身分証も準備しておくと、出発前の確認が一つ減ります。
家族の合計額は、大人と子どもの人数を分けて計算します。たとえば平日の大人2人・小学生1人なら、里山さんぽ券は2,500円、スタンダードは8,250円、プレミアムは18,250円。3枚分のシステム利用料330円を加え、それぞれ2,830円、8,580円、18,580円です。これは計算例で、食事や乗り物代は別に考えます。
指定の障害者手帳を持つ方と同伴者1名は、対象の障害者券種を選ぶと一般料金の半額です。私も身体障害者手帳を持つ母と2人で訪れ、2人とも半額になりました。対象手帳や入場時の提示方法は、申し込み前に公式案内で確認してくださいね。
里山さんぽ券・プレミアム・スタンダードはそれぞれどんな人向け?
3つのチケットは、旅の目的やパークとの付き合い方によって向き不向きがはっきり分かれます。
里山さんぽ券が向いている方
里山さんぽ券は、「建物の中には興味がないけれど、自然の中をゆっくり歩いてジブリの雰囲気を味わいたい」という方に向いているチケットだと思います。
私自身、開園当初から何度もパークに通っていますが、「どんどこ森」の山道を歩いているだけで、風の音や木漏れ日の様子から『となりのトトロ』の世界にすっと入り込めるような感覚があるんですよ。
具体的には、こんな方に合うのではないかと思います。
- 2日間の旅行の2日目を、のんびり過ごしたい方
- お手頃な料金で、ショップやカフェをゆっくり回りたい方
- 過去にプレミアムやスタンダードで建物内を見学済みで、今回は雰囲気だけ楽しみたいリピーターの方
一方で注意したいのは、「ジブリの大倉庫」に入れない点です。
「大倉庫」はジブリパークの中でも展示や映像作品、ショップが集中する屋内型のメインエリアですので、初めて訪れる方が「大倉庫だけは絶対に見たい」という場合には、里山さんぽ券は目的に合わない可能性があります。
プレミアムが向いている方
プレミアムがおすすめなのは、遠方から新幹線や飛行機で訪れて「せっかくだから全部見ておきたい」という方です。
5エリアと対象建物の内部観覧が含まれるので、魔女の谷の3施設について当日券を別に買う手続きを省けます。ただし、時間内にすべてを回り切れるかは別に考えましょう。
なお、大倉庫以外のエリアと建物は再入場が可能なのもプレミアムならではの利点です(大倉庫のみ、15時以降なら再入場ができる仕組みです)。
ただし体力面は少し意識しておくとよいですね。
「サツキとメイの家」や「魔女の家」「オキノ邸」など靴を脱いで上がる建物が複数あり、「ハウルの城」には狭い階段の上り下りもあります。
公園全体がとても広いので、無料の園内バスをうまく使いながら計画的に回ることをおすすめします。
宿泊が必要な遠方からの旅行なら、ホテルとチケットをセットにする方法もあります。里山さんぽ券の販売があることを前提にせず、旅行商品に含まれる券種と大倉庫の枠を確認してください。公式券とホテルを別々に取る場合も、同じ人数・日付・食事条件で総額を比べると判断しやすくなります。
宿泊も必要なら、JTBで希望日のチケット付きプランと対象券種を確認できます。
入場時間の指定はどう違う?
時間枠に合わせて回る順番を決め、食事・買い物の時間も残しましょう。
結論から言うと、プレミアム・スタンダードは「ジブリの大倉庫」だけ、里山さんぽ券は「魔女の谷」だけが時間指定の対象です。
プレミアム・スタンダードは、指定した時刻から1時間以内に大倉庫へ入場する必要があり、それ以外のエリア(魔女の谷、もののけの里など)は開園時間から16:30まで、好きなタイミングで入場できます。
里山さんぽ券は、「魔女の谷」だけが午後(13:00〜16:30)に限定される点が特徴的です。
「どんどこ森」の山頂と「もののけの里」には入場時間の指定がないので、開園から16:30までの間で自由に訪れることができます。
つまり里山さんぽ券を使う場合は、「午前中にどんどこ森ともののけの里を歩いて、午後から魔女の谷へ」という流れが自然な回り方になりますね。
ツキミ私は里山さんぽ券で、午前はほかのエリア、午後は魔女の谷へ向かいました。13時を軸に予定を分けると、午前中に何をするかも決めやすかったですよ。
13〜16時30分は魔女の谷へ入場できる時間帯で、16時30分に必ず退場するという意味ではありません。閉園は通常17時ですが、食事や体験の受付は別です。午後の散策に買い物や食事も入れるなら、閉園時刻まで全部利用できる計算にせず、現地の受付案内を確認しましょう。
私は13時から入る際、入口で自分のチケットと待機列の案内を確認してから並びました。目の前の列へすぐ入るより、券種と当日の案内を見ると迷いにくくなります。常に列が券種別とは限らないので、その日の表示やスタッフの案内に従ってください。
料金差を払う価値は?私なら「見たい場所」から選ぶ
安い券が自分にとっても割安とは限りません。「大倉庫の展示」「特定の家の内部」「屋外の散策」のどれを外したくないかで比較しましょう。
里山さんぽ券とスタンダードの大人料金の差は、平日も土・日・休日も2,300円です。この差で大倉庫の展示を見られるか、魔女の谷へ朝から入れるかが変わります。大倉庫が今回の目的なら、安さだけで里山さんぽ券を選ぶと、見たかったものに届きません。
スタンダードとプレミアムの差は大人4,000円。魔女の谷の3施設の当日券は合計1,800円なので、すべて買えた場合はスタンダードに足す方法もあります。ただしプレミアムには青春の丘、サツキとメイの家、どんどこ森も含まれます。単純な「家3つの追加料金」として4,000円を比べないほうがよいですね。
私なら、ハウルの城やキキの実家が旅の中心なら、現地で追加購入する段取りより、内部観覧を含む券種を先に探します。大倉庫も見たいならプレミアム、魔女の谷ともののけの里で十分ならエリア券も候補です。逆に、すでに建物を見たことがあり、季節の街並みや買い物を楽しみたい日は、里山さんぽ券の午後入場を予定に組み込むほうが合います。
体力が心配なら、券の料金を下げることと歩く負担を減らすことは分けて考えたいです。里山さんぽ券にも離れたどんどこ森への移動があります。私は園内バスやどんどこ号を積極的に使いました。歩きだけで広い公園を回るのはかなり厳しいと感じたので、行くエリアを絞り、休む時間も残します。
実際に、初めてパークを訪れる知人3人を昨シーズン案内した際には、まず里山さんぽ券に近い屋外中心の回り方で雰囲気をつかんでもらい、そのうち2人が「次はプレミアムで建物の中もじっくり見たい」と話していたのが印象的でした。
同行者と回るなら、何を見たいかを予約前に相談してみてください。私は一緒に行く人の券種と建物内部の観覧範囲も事前に見ておきました。全員で入れる場所が分かると、待ち合わせや回る順番を考えやすくなります。


この記事のまとめ|いちばん見たい場所を外さない券を
- 屋外3エリアと魔女の谷の午後散策なら里山さんぽ券
- 大倉庫の展示も見たいならスタンダード
- 5エリアと家の内部まで見たいならプレミアム
- 里山さんぽ券では特別施設当日券を買えない
- 魔女の谷の建物が中心ならエリア券も比較
入れるエリア数だけで迷ったら、いちばん見たい展示や家を一つ挙げてみてください。その場所が含まれる券から、当日の移動と予算が無理のないものを選ぶ。そう考えると、上位の券を選ばなくても自分に合う一日を作れますよ。
よくある質問
スタンダードの当日券は整理券が必要です。里山さんぽ券は当日券の購入対象ではありません。
里山さんぽ券だけでもジブリの大倉庫に入れますか?
入れません。ジブリの大倉庫は里山さんぽ券の対象エリアに含まれていないため、大倉庫を見たい場合はプレミアム、スタンダード、または大倉庫のエリア券が候補です。
里山さんぽ券で魔女の谷には一日中いられますか?
午前には入れません。入場できるのは13〜16時30分で、通常の閉園は17時です。入場枠と退場時刻を分けて予定を考えましょう。
スタンダードでも魔女の谷の建物内を見学できますか?
スタンダードの料金には建物内見学が含まれていませんが、現地で「特別施設当日入場券」を別途購入すれば、オキノ邸・ハウルの城・魔女の家の見学が可能です。









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