ジブリパークの里山さんぽ券と大さんぽ券、一番の違いは「入れるエリアの広さ」と「建物内部を見られるかどうか」ですね。
2026年7月入場分からは里山さんぽ券が新登場し、料金は平日1,000円〜プレミアムの7,300円まで、3段階に分かれる分かりやすい体系になりました。
この記事では、ジブリパークの3種類のチケットの違いを料金・エリア・入場時間まで細かく比較していきますね。
里山さんぽ券とは?2026年7月からの新プランを解説
里山さんぽ券は、2026年7月入場分から新しく登場したチケットですね。
自然豊かな屋外3エリアを歩きたい方に向けて用意された、お手頃な価格のチケットです。
入場できるのは「どんどこ森」の山頂、「もののけの里」、そして「魔女の谷」の3か所です。
ただし「魔女の谷」だけは午後(13:00〜16:30)の入場に限られていますので、そこは覚えておいてくださいね。
料金は大人が平日1,000円、土・日・休日が1,500円です。
子ども(4歳〜小学生)は平日500円、土・日・休日が750円になります。
これまでのチケットに比べると、ぐっと手が届きやすい設定になっていると感じます。
レストランやショップ、遊具・乗り物なども利用できますが、こちらは別途有料になりますので、その点は事前に頭に入れておくとよいですね。
大さんぽ券プレミアム・スタンダードとの違いは何?
大さんぽ券には「プレミアム」と「スタンダード」の2種類があり、入れるエリアと建物観覧の範囲がそれぞれ異なります。
大さんぽ券プレミアムは、ジブリパークの5エリアすべてに入場できるチケットです。
「地球屋」(青春の丘)、「サツキとメイの家」(どんどこ森)、そして「魔女の谷」にある「オキノ邸」「ハウルの城」「魔女の家」の3施設まで、建物の内部を含めてすべて観覧できます。
料金は大人が平日7,300円、土・日・休日が7,800円です。
大さんぽ券スタンダードは、「ジブリの大倉庫」「もののけの里」「魔女の谷」の3エリアを周遊できるチケットです。
建物内部の見学は基本的に含まれておらず、魔女の谷の3施設を見たい場合は現地で別途「特別施設当日入場券」を購入する形になります。
料金は大人が平日3,300円、土・日・休日が3,800円です。
これに対して里山さんぽ券は、そもそも「ジブリの大倉庫」と「青春の丘」には入場できません。
建物の中を見学することも想定されていない、屋外散策に特化したチケットという位置づけですね。
こうして並べてみると、「全部しっかり見たいプレミアム」「主要エリアをコンパクトに回るスタンダード」「自然の中を歩くだけの里山さんぽ券」という3段構えになったのが、2026年7月からの新しい体系の特徴だと言えそうです。
3つのチケットを比較表で見てみる
文章だけだと分かりにくい部分もあるので、料金と入場範囲を表にまとめてみますね。
| 項目 | 大さんぽ券プレミアム | 大さんぽ券スタンダード | 里山さんぽ券 |
|---|---|---|---|
| 入場エリア | 全5エリア | ジブリの大倉庫・もののけの里・魔女の谷 | どんどこ森(山頂のみ)・もののけの里・魔女の谷(午後のみ) |
| 建物内見学 | 全建物入場可 | 現地別売(当日入場券) | なし |
| 料金(大人・平日) | 7,300円 | 3,300円 | 1,000円 |
| 料金(大人・土日祝) | 7,800円 | 3,800円 | 1,500円 |
| ジブリの大倉庫 | ○(時間指定) | ○(時間指定) | × |
| 青春の丘 | ○ | × | × |
| 魔女の谷 | ○(全日) | ○(全日) | ○(13:00〜16:30のみ) |
こうして見ると、プレミアムとスタンダードの価格差はおよそ4,000円、スタンダードと里山さんぽ券の差も2,000円以上あります。
里山さんぽ券は魔女の谷に入れるとはいえ午後限定である点が、表だけを見ると見落としやすいので注意してくださいね。
この差額と時間制限をどう考えるかが、チケット選びの一番のポイントになってきます。

購入方法や年齢区分は?予約時に確認しておきたいこと
チケットはいずれも公式サイトの日時指定販売のほか、チケットぴあなど提携する販売チャネルからも購入できます。
来園日と時間帯を指定して事前に確保する仕組みのため、行きたい日が決まったら早めの予約をおすすめします。
年齢区分については、4歳未満のお子さんは入場料が不要とされているケースが多いです。
ただし区分の詳細や障がいのある方向けの割引制度の有無は、時期によって条件が更新されることがあります。
料金・販売時期・割引条件は今後変更される可能性がありますので、予約前には必ず公式サイトで最新情報を確認するようにしてくださいね。
里山さんぽ券・プレミアム・スタンダードはそれぞれどんな人向け?
3つのチケットは、旅の目的やパークとの付き合い方によって向き不向きがはっきり分かれます。
里山さんぽ券が向いている方
里山さんぽ券は、「建物の中には興味がないけれど、自然の中をゆっくり歩いてジブリの雰囲気を味わいたい」という方に向いているチケットだと思います。
私自身、開園当初から何度もパークに通っていますが、「どんどこ森」の山道を歩いているだけで、風の音や木漏れ日の様子から『となりのトトロ』の世界にすっと入り込めるような感覚があるんですよ。
具体的には、こんな方に合うのではないかと思います。
- 2日間の旅行の2日目を、のんびり過ごしたい方
- お手頃な料金で、ショップやカフェをゆっくり回りたい方
- 過去にプレミアムやスタンダードで建物内を見学済みで、今回は雰囲気だけ楽しみたいリピーターの方
一方で注意したいのは、「ジブリの大倉庫」に入れない点です。
「大倉庫」はジブリパークの中でも展示や映像作品、ショップが集中する屋内型のメインエリアですので、初めて訪れる方が「大倉庫だけは絶対に見たい」という場合には、里山さんぽ券は目的に合わない可能性があります。
プレミアムが向いている方
プレミアムがおすすめなのは、遠方から新幹線や飛行機で訪れて「せっかくだから全部見ておきたい」という方です。
5エリアすべてに入場でき、建物内部もすべて確約されているのは大きな魅力ですね。
なお、大倉庫以外のエリアと建物は再入場が可能なのもプレミアムならではの利点です(大倉庫のみ、15時以降なら再入場ができる仕組みです)。
ただし体力面は少し意識しておくとよいですね。
「サツキとメイの家」や「魔女の家」「オキノ邸」など靴を脱いで上がる建物が複数あり、「ハウルの城」には狭い階段の上り下りもあります。
公園全体がとても広いので、無料の園内バスをうまく使いながら計画的に回ることをおすすめします。
入場時間の指定はどう違う?
結論から言うと、プレミアム・スタンダードは「ジブリの大倉庫」だけ、里山さんぽ券は「魔女の谷」だけが時間指定の対象です。
プレミアム・スタンダードは、指定した時刻から1時間以内に大倉庫へ入場する必要があり、それ以外のエリア(魔女の谷、もののけの里など)は開園時間から16:30まで、好きなタイミングで入場できます。
里山さんぽ券は、「魔女の谷」だけが午後(13:00〜16:30)に限定される点が特徴的です。
「どんどこ森」の山頂と「もののけの里」には入場時間の指定がないので、開園から16:30までの間で自由に訪れることができます。
つまり里山さんぽ券を使う場合は、「午前中にどんどこ森ともののけの里を歩いて、午後から魔女の谷へ」という流れが自然な回り方になりますね。
考察:結局どのチケットを選ぶべきか
ここからは私個人の考えとしてお伝えしますね。
これまでジブリパークのチケットは、「全部見るプレミアム」か「主要3エリアのスタンダード」かという、やや大きな2択に近い形でした。
里山さんぽ券が加わったことで、「建物には入らないけれど、自然の中をゆっくり歩く」という第三の選択肢がはっきりと生まれたのが、今回のリニューアルの意味だと感じています。
開園初期から何度も現地に足を運び、季節や時間帯を変えて同じ道を歩いてきた立場から言うと、「どんどこ森」や「もののけの里」は建物がなくても、木々の配置や小道の作り込みだけで十分に物語の世界へ入り込める場所なんですよ。
だからこそ、屋外散策に特化した里山さんぽ券という選択肢が生まれたことに、個人的にはとても納得感があります。
その上で、筆者としてはっきり推奨を分けるなら、判断軸は「コスパ」「体力」「同行者構成」の3つだと考えています。
まずコスパの面では、里山さんぽ券はスタンダードの約3分の1、プレミアムと比べると7分の1程度の価格です。
初めての方が「まずジブリパークの空気を知りたい」というだけなら、コスパの観点では里山さんぽ券が圧倒的に合理的だと筆者は考えます。
一方で体力面では、プレミアムは靴を脱いで上がる建物や階段の上り下りが複数あり、広い園内をバス移動込みで一日回ることになるため、小さなお子さん連れやご年配の方との同行では、体力的にスタンダードや里山さんぽ券のほうが無理のない選択になりやすいと感じています。
同行者構成でいうと、ジブリ作品への思い入れが強い方同士の旅なら、多少体力を使ってでもプレミアムで建物内部までしっかり見る価値は十分あると筆者は考えます。
逆に、片方がジブリにそれほど詳しくない、あるいは屋外散策のほうが好きという組み合わせなら、無理にプレミアムを選ばず、まず里山さんぽ券かスタンダードで様子を見るという選び方のほうが、旅全体の満足度は上がりやすいのではないでしょうか。
料金と入場範囲の段差がはっきりしているぶん、「自分は建物の中まで見たいのか、それとも屋外の散策で十分なのか」という一つの問いに答えるだけで、自然とチケットが決まる作りになっていると思います。
これは読者にとってむしろ選びやすくなった変化ではないかと、個人的には評価しています。
実際に、初めてパークを訪れる知人3人を昨シーズン案内した際には、まず里山さんぽ券に近い屋外中心の回り方で雰囲気をつかんでもらい、そのうち2人が「次はプレミアムで建物の中もじっくり見たい」と話していたのが印象的でした。
「今回はまず雰囲気を確かめてから、次回はじっくりプレミアムで」という、段階的な訪問の仕方をする方も今後増えていくのではないかと予想しています。
もちろん、「初めての訪問で時間も限られているから、一度で見られるだけ見ておきたい」という方には、やはりプレミアムが安心です。
旅の目的や同行者、滞在できる日数によって、最適な答えは変わってくるものだと思います。
まとめ
里山さんぽ券は2026年7月入場分から新しく登場した、屋外3エリア(どんどこ森山頂・もののけの里・魔女の谷午後のみ)を歩けるお手頃なチケットです。
建物内部の観覧は含まれていません。
大さんぽ券プレミアムは全5エリア+全建物観覧、大さんぽ券スタンダードは大倉庫・もののけの里・魔女の谷の3エリアが対象で、建物内部は現地の当日入場券が別途必要になります。
料金は平日でプレミアム7,300円、スタンダード3,300円、里山さんぽ券1,000円と大きく段階が分かれていますので、コスパを重視するなら里山さんぽ券、体力に不安があればスタンダード、思い入れの強い旅ならプレミアム、というように「建物の中まで見たいか」「自然の中を歩くだけで満足できるか」を基準に、ご自身の旅のスタイルに合わせて選んでみてくださいね。
なお料金・時間指定などの情報は2026年7月改定時点のものです。今後変更される可能性がありますので、来園前には公式サイトで最新情報をご確認ください。
よくある質問
里山さんぽ券だけでもジブリの大倉庫に入れますか?
入れません。ジブリの大倉庫は里山さんぽ券の対象エリアに含まれていないため、大倉庫を見たい場合はプレミアムかスタンダードを選ぶ必要があります。
里山さんぽ券で魔女の谷には一日中いられますか?
いいえ、魔女の谷への入場は13:00〜16:30の午後のみです。午前中は「どんどこ森」の山頂と「もののけの里」を歩く時間にあてるのがおすすめですよ。
スタンダードでも魔女の谷の建物内を見学できますか?
スタンダードの料金には建物内見学が含まれていませんが、現地で「特別施設当日入場券」を別途購入すれば、オキノ邸・ハウルの城・魔女の家の見学が可能です。

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