ジブリパークの障害者割引は、対象となる本人と同伴者1名まで、一般券種の半額で利用できます。
2026年7月入場分からチケット体系が一部リニューアルされましたが、障害者割引は引き続き利用できます。対象となる手帳や受給者証、実際の料金、予約方法、当日の提示物まで、初めて訪れる方にも分かりやすく整理しますね。
ジブリパークの障害者割引は誰が対象?同伴者も半額になる?
ジブリパークでは、指定された障害者手帳や受給者証を持つ本人と、同伴者1名まで「障害者 大人」「障害者 子ども」の券種を購入でき、一般券種の半額になります。
同伴者にも同じ割引が適用されるため、本人だけが半額になる制度ではありません。
対象として案内されているのは、次の6種類です。
- 身体障害者手帳
- 精神障害者保健福祉手帳
- 療育手帳
- 特定医療費受給者証
- 被爆者健康手帳
- 戦傷病者手帳
難病の方については、特定医療費受給者証が対象に含まれます。
子ども料金の対象は4歳から小学生までで、3歳以下は入場無料です。つまり、対象となる大人1名と大人の同伴者1名で訪れる場合、2人とも「障害者 大人」を選択できます。
一方、同伴者が2名以上いる場合、障害者料金を利用できる同伴者は1名までです。2人目以降の同行者は通常の大人券・子ども券を購入します。
ここで大切なのは、現地で普通のチケットを障害者料金に変更する前提ではなく、予約時から障害者券種を選ぶことです。
ジブリパークは予約制のチケットが基本となるため、「入場口で手帳を見せればその場で半額になる」と考えず、購入画面で券種を確認しておきましょう。
入場時には、対象となる手帳・受給者証の原本またはコピー、ミライロIDのいずれかを提示します。
スマートフォンで手帳を撮影した画像を代用できるとは限りません。忘れると現地で困るため、チケットと一緒に前日の持ち物確認に入れておくと安心ですね。
障害者券種を含め、予約前に販売時期や購入手順を確認しておくと選び間違いを防ぎやすくなります。
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2026年7月からチケットはどう変わった?障害者割引への影響は?
2026年7月入場分から一部の券種内容が変更されましたが、障害者料金が一般券種の半額という仕組みは変わっていません。
今回の変更で特に注目したいのは、「里山さんぽ券」が加わったことと、「魔女の谷・もののけの里」の内容が充実したことです。
2025年4月入場分からは、複数エリアを巡るセット券に加え、特定のエリアを選んで楽しめるエリア券が導入されていました。
そして2026年7月からは、さらに選択肢が細かくなり、現在は次の7種類から選べます。
- 大さんぽ券プレミアム
- 大さんぽ券スタンダード
- 里山さんぽ券
- 魔女の谷・もののけの里
- ジブリの大倉庫
- 青春の丘
- どんどこ森
特に「魔女の谷・もののけの里」は、2026年7月から「オキノ邸」「ハウルの城」「魔女の家」の内部まで観覧できる内容になりました。
一方、新設された「里山さんぽ券」は、どんどこ森の山頂、もののけの里、魔女の谷という屋外エリアを中心に巡る券種です。
この変更は、障害者割引を利用する方にも意味があります。
以前以上に「できるだけ多くの場所へ入れる券」を選ぶだけでなく、体力や移動距離、目的の作品に合わせて券種そのものを絞りやすくなったからです。
私自身、ジブリパークでは「入場できる場所の数=満足度」とは限らないと感じています。
『耳をすませば』が大好きなら地球屋でゆっくり過ごす一日も素敵ですし、『となりのトトロ』が目的ならサツキとメイの家を中心に考える方法もあります。
障害者割引で料金が半額になるからこそ、「一番高い券がお得」と考えるのではなく、自分が心地よく楽しめる範囲から逆算するのがおすすめですよ。
ジブリパーク障害者割引の料金はいくら?2026年版早見表
障害者料金は、対象となる一般券種の50%です。
2026年7月入場分以降の主な料金を、障害者料金まで含めてまとめると次のようになります。
チケット 一般・大人 障害者・大人 一般・子ども 障害者・子ども
大さんぽ券プレミアム・平日 7,300円 3,650円 3,650円 1,825円
大さんぽ券プレミアム・土日休 7,800円 3,900円 3,900円 1,950円
大さんぽ券スタンダード・平日 3,300円 1,650円 1,650円 825円
大さんぽ券スタンダード・土日休 3,800円 1,900円 1,900円 950円
里山さんぽ券・平日 1,000円 500円 500円 250円
里山さんぽ券・土日休 1,500円 750円 750円 375円
魔女の谷・もののけの里・平日 3,300円 1,650円 1,650円 825円
魔女の谷・もののけの里・土日休 3,800円 1,900円 1,900円 950円
ジブリの大倉庫 2,000円 1,000円 1,000円 500円
青春の丘 1,000円 500円 500円 250円
どんどこ森 1,000円 500円 500円 250円
料金はいずれも税込です。
通常のチケット購入では、チケット料金とは別に1枚につき110円のシステム利用料が必要です。
たとえば平日の大さんぽ券プレミアムを、対象となる大人1名と大人の同伴者1名で利用するケースを考えてみましょう。
通常なら7,300円×2人で14,600円ですが、2人とも障害者大人の券種を購入できる場合は、3,650円×2人で7,300円です。これに2枚分のシステム利用料が加わります。
割引額は大きいため、購入画面では「大人」と「障害者 大人」を取り違えないよう確認しておきたいですね。
大さんぽ券プレミアムが向いている人
5エリアと主要な建物内部を幅広く見たい人向けです。
「ジブリの大倉庫」「青春の丘」「どんどこ森」「もののけの里」「魔女の谷」の5エリアを巡れます。
さらに「地球屋」「サツキとメイの家」「オキノ邸」「ハウルの城」「魔女の家」などの建物内部も観覧できます。
ただし、入れる場所が多い分、園内の移動量も増えます。
障害者大人なら平日3,650円なので価格面では魅力がありますが、「半額だから全部見なくては」と考える必要はありません。
大さんぽ券スタンダードが向いている人
ジブリの大倉庫・もののけの里・魔女の谷を中心に楽しみたい人向けです。
平日は一般大人3,300円、障害者大人1,650円。土日休は一般大人3,800円、障害者大人1,900円です。
注意したいのは、「オキノ邸」「ハウルの城」「魔女の家」の内部観覧が通常の券面には含まれていないことです。
これらの施設には、魔女の谷で販売される当日入場券を利用する方法があります。
整理券が配布され、案内された販売時間以降に当日入場券を購入する仕組みですが、用意された枚数に達すると終了します。
「ハウルの城の内部を必ず見たい」というように目的がはっきりしているなら、当日券だけを頼りにせず、あらかじめ内部観覧を含む券種を選ぶほうが予定を組みやすいですね。
里山さんぽ券が向いている人
屋外の景色や自然を感じながら、ゆっくり散策したい人向けです。
どんどこ森の山頂、もののけの里、魔女の谷に入場できます。ただし魔女の谷は13:00~16:30の午後入場です。
平日の障害者大人は500円、土日休は750円と比較的利用しやすい価格ですが、屋外エリア間を移動する券種でもあります。
価格だけではなく、歩行距離や当日の天候まで含めて考えるとよいでしょう。
単独券が向いている人
見たい作品やエリアが決まっていて、移動を抑えたい人向けです。
ジブリの大倉庫は障害者大人1,000円、青春の丘とどんどこ森はそれぞれ障害者大人500円です。
「初めてなので大倉庫をじっくり見たい」「地球屋が一番の目的」「サツキとメイの家を焦らず見たい」という方には、単独券も十分魅力的な選択肢ですよ。

希望日によって空き状況は変わります。行きたいエリアが決まったら、券種ごとの違いと予約状況を一緒に確認しておくと安心です。
👉 ジブリパークのチケット空き状況と選び方を確認する
障害者割引チケットはいつ・どうやって購入する?
ジブリパークのチケットは予約制で、原則として入場月の2か月前の10日14時から販売されます。
たとえば2026年11月入場分なら、2026年9月10日14時が販売開始の目安です。
主な購入方法は、オンラインで申し込む方法と、ローソン・ミニストップ店頭のLoppiを利用する方法があります。
人気のある日や時間帯を希望するなら、直前に探し始めるよりも「2か月前の10日14時」を一つの基準として予定を立てておくと動きやすいですね。
なお、販売スケジュールや受付方法は変更される可能性があります。実際に申し込むときは、その時点の案内を確認してください。
入場時は手帳・受給者証またはミライロIDを用意
障害者券種で入場するときは、対象であることを確認できるものを提示します。
用意するのは、対象となる手帳・受給者証の原本またはコピー、ミライロIDのいずれかです。
遠方から訪れる場合、忘れてしまうと簡単には取りに戻れません。
前日の夜に、
- 入場チケットを表示できるスマートフォンや印刷物
- 障害者料金の確認に必要な手帳など
- 申込者・代表者の本人確認書類
を一緒に確認しておくと安心ですよ。
代表者の本人確認と障害者料金の確認は別と考える
チケットの不正転売などを防ぐ目的で、申込者・代表者の本人確認が行われる場合があります。
本人確認書類として、運転免許証、各種保険証、パスポート、マイナンバーカード、学生証などを用意しておくと安心です。
ここで混同しやすいのが、障害者料金を利用するための確認と、チケット申込者の本人確認は役割が異なることです。
「手帳を持っているから本人確認書類は不要」と考えず、両方に対応できる準備をしておきましょう。
また、券種によっては同行者とそろって入場する必要があります。入口で待ち合わせる場合は、時間に余裕を持って集まってくださいね。
大さんぽ券プレミアムのリストバンドと時間指定はどう使う?
大さんぽ券プレミアムでは、最初に訪れるエリアでチケットを確認したあと、リストバンドを受け取って各エリアを巡る仕組みになっています。
この運用は、複数エリアを回る予定の方ほど事前に理解しておきたいポイントです。
最初に訪れるエリアとジブリの大倉庫では、代表者と同行者がそろって入場します。
その後、それ以外のエリアについては、それぞれがリストバンドを提示して入場できます。
一方、ジブリの大倉庫ではリストバンドだけで入るのではなく、チケットのQRコードを提示する必要があります。
大さんぽ券プレミアムで特に気をつけたいのが、リストバンドの引換を当日12時までに済ませる必要があることです。
これは、移動に時間がかかる方にとって価格以上に重要な条件だと私は感じます。
「午後から行って、空いていそうな場所から回ろう」と考えていると、プレミアムならではの運用と予定が合わなくなる可能性があります。
そのためプレミアムを選ぶ場合は、少なくとも「午前中に最初のエリアへ到着する」という部分だけは明確にしておくのがおすすめです。
ジブリの大倉庫は指定時刻から1時間以内に入場
大さんぽ券プレミアムと大さんぽ券スタンダードでは、ジブリの大倉庫のみ入場時間を予約時に指定します。
2026年7月入場分以降の時間枠は、
- 9:00
- 10:00
- 11:00
- 12:00
- 13:00
- 14:00
です。
9:00枠は9時開園日のみ設定されます。
指定した時刻から1時間以内に入場する必要があるため、駅からの移動、休憩、ほかのエリアでの滞在時間まで考えて予約すると安心ですね。
2026年7月入場分からは、それまで設けられていた15:00の入場枠がなくなっています。
この変更も、午後を中心に動きたい方には見逃しにくいポイントです。
単独券や里山さんぽ券にも時間枠がある
ジブリの大倉庫単独券は、午前と午後の2区分です。
- 午前:開園時刻~13:00
- 午後:13:00~16:30
青春の丘とどんどこ森の単独券も、午前・午後に分かれています。
里山さんぽ券は、魔女の谷への入場が13:00~16:30の午後指定です。
また、「魔女の谷・もののけの里」券では、ハウルの城について、
- 開園時刻~12:00
- 12:00~15:00
- 15:00~17:00
の3枠から選びます。
つまり、障害者割引で料金が安くなること以上に、その時間に目的地へ無理なく着けるかどうかがチケット選びでは重要になるのです。
車いす利用者はどのチケットを選ぶ?移動距離と設備も確認
車いす利用や長距離歩行に不安がある場合は、「移動距離・見たい建物・時間指定」の3つで券種を選ぶと整理しやすいです。
愛・地球博記念公園駅から各エリアまでの距離には差があります。
おおよその目安は次の通りです。
- 青春の丘:約300m
- ジブリの大倉庫:約400m
- もののけの里:約800m
- 魔女の谷:約800m
- どんどこ森:約1,000~1,300m
どんどこ森は利用するルートによって距離が変わります。
ジブリの大倉庫から見ても、魔女の谷までは約400m、もののけの里までは約600m、どんどこ森まではルートにより約550~850mあります。
この数字を見ると、5エリアに入れることと、5エリアを一日で無理なく巡れることは別だと分かりますよね。
移動を抑えたいならジブリの大倉庫も有力
私なら、長い移動をなるべく減らしたい方には、ジブリの大倉庫単独券も候補に入れます。
駅から約400mで、屋内に展示、ショップ、カフェなどさまざまな楽しみが集まっています。
さらに2026年7月8日からは、企画展示やジブリパークを舞台にした新しい短編アニメーションも楽しめるようになり、大倉庫だけでもじっくり時間を使える内容になっています。
「せっかく来たのだから5エリア全部」という考え方だけでなく、一つの場所を丁寧に味わうのもジブリパークらしい過ごし方だと思います。
車いすでも全エリアに入場できるが一部に制約がある
ジブリパークは全エリアで車いすによる入場が可能です。
ただし、施設の構造上、車いすのまま移動・観覧できない場所があります。たとえば、どんどこ森の「サツキとメイの家」などでは一部に制約があります。
「エリアに入場できる」ということと、「エリア内のすべての場所を同じ方法で観覧できる」ということは分けて考えておきましょう。
絶対に見たい建物や体験がある方は、来園前にその施設の利用条件を確認しておくと安心です。
ジブリの大倉庫や魔女の谷にはエレベーターがあり、バリアフリートイレも設けられています。
エリアによってオストメイト対応設備、介助用ベッド、おむつ替え台なども用意されています。
どんどこ森では山頂までの移動に利用できるスロープカーがあり、車いすやベビーカーを利用する方、高齢者などが優先的に利用できます。

公園の車いす貸し出しも利用できる
愛・地球博記念公園では、案内所などで車いすの無料貸し出しがあります。
ただし、用意されている台数には限りがあります。
そのため、「現地で必ず借りられる」ことを前提に一日の予定を組むより、必要性が高い場合は利用場所や当日の状況を事前に確認しておくほうが安心ですね。
なお、車で訪れる場合は、ジブリパークの障害者割引とは別に、公園側の駐車料金について障害のある方を対象とした減免制度があります。
ジブリパークのチケット料金と公園施設の制度は別なので、車を利用する方はあわせて確認しておくとよいでしょう。
ジブリパーク障害者割引の注意点は?予約前に確認したいこと
障害者割引の仕組み自体は「本人と同伴者1名まで半額」とシンプルです。
ただし、実際に申し込む前には、割引率以外にも確認しておきたい条件があります。
システム利用料110円は別途必要
通常のチケット購入では、1枚につき110円のシステム利用料が必要です。
チケット本体が半額になっても、システム利用料まで50%になるわけではありません。
なお、魔女の谷で販売される「オキノ邸」「ハウルの城」「魔女の家」の当日入場券については、このシステム利用料はかかりません。
購入後は原則として日時変更・払い戻しができない
チケットは、使用したかどうかにかかわらず、購入後の日時変更や払い戻しが原則できません。
特に体調や体力の変化を考慮して予定を立てたい方にとっては、半額になる金額以上に重要な条件かもしれません。
「まず予約して、後で日にちを変えればよい」という買い方ではなく、同行者の日程や移動手段まである程度固めてから購入したほうが安心です。
一部の体験・乗り物には別料金がかかる
チケットですべてが無料になるわけではありません。
もののけの里「タタラ場」での体験、魔女の谷の「メリーゴーランド」「フライングマシン」など、一部には別料金が設定されています。
また、「どんどこ堂」「乙事主」など、年齢によって利用できる人が限られる施設もあります。
一日の予算を考えるときは、入場料だけではなく、食事や体験、乗り物、お土産も含めて考えておくと余裕を持ちやすいですよ。
最終入場時刻にも注意する
時間指定がないエリアであっても、いつまでも入場できるわけではありません。
多くのエリアでは16:30が最終入場の目安となっています。
特に青春の丘やどんどこ森は夕方に混み合うことがあるため、「最後に寄ればいい」と後回しにすると予定どおり入れない可能性があります。
移動に時間が必要な方ほど、見たい場所を朝から順番に詰め込むのではなく、一番大切な場所を早めの時間帯に置くほうが安心だと私は考えています。
障害者割引ならどのチケットがおすすめ?3つの基準で選ぼう
私が障害者割引を利用する方におすすめしたい考え方は、「移動距離」「見たい建物」「時間指定」の3つで比べることです。
料金だけを見ると、大さんぽ券プレミアムはかなり魅力的に映ります。
しかし、駅から魔女の谷やもののけの里までは約800m、どんどこ森まではルートによって約1,300mあります。
さらにプレミアムでは午前中にリストバンドを受け取る必要があり、ジブリの大倉庫には指定時間があります。
そのため、朝の移動負担が大きい方や、その日の体調に合わせて開始時間を柔軟にしたい方の場合、単独券のほうが予定変更による負担を小さくできる場合があります。
ここは「半額ならプレミアムが一番お得」と単純には言えないところですね。
反対に、多少移動が増えても「地球屋もサツキとメイの家もハウルの城も見たい」という方なら、大さんぽ券プレミアムの価値は高くなります。
特定作品への思い入れが強いなら、単独券を選ぶ方法もあります。
『耳をすませば』なら青春の丘、『となりのトトロ』ならどんどこ森、『ハウルの動く城』や『魔女の宅急便』の世界を中心に見たいなら魔女の谷を軸にする、といった選び方ですね。
「何か所に入れたか」ではなく、「一番見たかったものを落ち着いて見られたか」で考える。
ジブリパークでは、この視点が意外と大切だと私は感じています。
考察|障害者割引では「半額」より一日の過ごしやすさを優先したい
ここからは私見ですが、2026年のチケット体系は、障害者割引を利用する方にとっても「自分に合った範囲を選ぶ」という考え方が以前より重要になったと思います。
2025年4月にはエリア券が新設され、2026年7月には里山さんぽ券が加わり、「魔女の谷・もののけの里」の内容も拡充されました。
つまり現在は、「全部をまとめて見る」以外の選択肢がかなり増えています。
これは体力や移動負担を考える方にとって、単純に券種が増えただけではありません。
その日の自分に合わせて“あえて行かない場所を決める”ことがしやすくなったとも考えられます。
特に大さんぽ券プレミアムは、障害者料金なら通常料金の半額になるため、一見すると非常に魅力的です。
ただし、午前中のリストバンド引換、ジブリの大倉庫の時間指定、広い公園内の移動を合わせて考えると、チケット代だけで優劣を決めることはできません。
たとえば朝の移動に時間をかけたい方なら、午後枠の大倉庫単独券のほうが気持ちに余裕を持てることがあります。
一方、遠方から一度だけ訪れるため「どうしても地球屋とサツキとメイの家、ハウルの城まで見たい」という方には、プレミアムを選び、第一希望から順番に回る方法が現実的でしょう。
私ならプレミアムを利用するときも、
「絶対に見る場所」
「体力に余裕があれば見る場所」
「今回は行けなくてもよい場所」
の3段階に分けて考えます。
すべてを予定表に詰め込んでしまうと、一つのエリアで少し長く過ごしただけで「遅れている」と感じてしまうからです。
ジブリパークは、次々にアトラクションをこなしていくことだけが楽しみ方ではありません。
建物の窓枠や家具を眺めたり、森の道で立ち止まったり、映画で見覚えのある風景がふっと現れる瞬間を味わったりする時間そのものに魅力があります。
書店でジブリ作品の資料や美術設定を眺めていると、一枚の背景画に込められた情報量の多さに驚くことがあります。
パークもそれに近く、急いで通り過ぎてしまうより、少し速度を落としたときのほうが「こんなところまで作り込まれていたんだ」と気づける場所が多いんですね。
だからこそ、障害者割引によって選択肢が広がっても、「元を取るために全部回る」という発想に縛られる必要はないと思います。
自分が一番見たかった景色の前で、急かされることなく過ごせたか。
そんな基準でチケットを選ぶほうが、物語の主人公になったような一日を過ごしやすいのではないでしょうか。
まとめ|ジブリパークの障害者割引は本人と同伴者1名まで半額
ジブリパークでは、指定された障害者手帳・受給者証などを持つ本人と、同伴者1名まで一般券種の半額でチケットを購入できます。
対象となるのは、身体障害者手帳、精神障害者保健福祉手帳、療育手帳、特定医療費受給者証、被爆者健康手帳、戦傷病者手帳です。
入場時には、対象となる手帳・受給者証の原本またはコピー、ミライロIDのいずれかを提示します。
チケットは原則として入場月の2か月前の10日14時から販売され、通常の購入では1枚につき110円のシステム利用料が別途必要です。
2026年7月からは里山さんぽ券の新設や「魔女の谷・もののけの里」の内容拡充などがあり、現在は7種類の券種から目的に合わせて選べます。
大さんぽ券プレミアムではリストバンドの引換時間やジブリの大倉庫の時間指定にも注意が必要です。
障害者割引を利用するときは、単純な価格だけではなく、移動距離・見たい建物・時間指定を合わせて考えてみてください。
一日に何か所回れたかより、自分が見たかったジブリの風景を無理なく楽しめたか。そのほうが、きっと記憶に残る一日になりますよ。
よくある質問
ジブリパークの障害者割引はいくらですか?
対象となる本人と同伴者1名までは、一般券種の半額です。
たとえば平日の大さんぽ券プレミアムは、一般大人7,300円に対して障害者大人3,650円です。ジブリの大倉庫単独券は一般大人2,000円に対して障害者大人1,000円となります。
通常の購入では、別途1枚につき110円のシステム利用料が必要です。
障害者手帳はコピーでも利用できますか?
はい。
対象となる手帳・受給者証の原本またはコピー、ミライロIDのいずれかを入場時に提示できます。
忘れないよう、チケットと一緒に前日までに準備しておきましょう。
同伴者も障害者割引になりますか?
はい。
対象となる本人に加えて同伴者1名まで、年齢に応じて「障害者 大人」または「障害者 子ども」の券種を購入できます。
同伴者が2名以上いる場合、障害者料金の対象となる同伴者は1名までです。
チケットの販売状況や入場時間枠は日程によって変わります。来園日が決まったら、希望するエリアに合う券種と予約方法を確認しておくと安心です。
👉 ジブリパークのチケット予約・空き状況を確認する
執筆:ツキミ

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