ジブリパークが近く潰れると判断できる材料はなく、2024年度の来園者数は推計150万人です。
さらに現在は5エリアで営業を続けるだけでなく、新しい展示やイベント、第3期構想まで進んでいます。「最近チケットを取りやすくなったから経営が危ないのでは?」と心配している方も、入場者数の数字まで確認すると少し違った姿が見えてきます。
- ジブリパークが本当に潰れる可能性はあるのか
- ジブリパークの入場者数は年間・一日あたり何人なのか
- 愛・地球博記念公園全体の来園者数はどう変化しているのか
- ディズニーと比較すると規模や楽しみ方はどう違うのか
- チケットが以前より取りやすくなった理由をどう考えるべきか
▼ジブリパークチケットが入手困難?空き状況の確認はこちら

ジブリパークは潰れる?最新状況から見る結論

現時点で「ジブリパークが潰れる」と判断できる具体的な状況は確認できません。むしろ、入場者数、周辺への経済効果、新しい施設整備の動きを見ると、今後も長期的に育てていく段階だと考えるほうが自然です。
特に注目したいのが、2026年8月に発表された第3期構想です。
愛・地球博記念公園の西口広場を候補地として、新たな屋内施設を整備する方向で検討が進められ、『風の谷のナウシカ』の世界観を表現した施設が提案されています。
第3期構想の発表:愛知県「ジブリパークの第3期構想を推進します!」(2026年10月3日確認)
もちろん、「第3期構想があるから経営面も絶対に安心」とまでは言えません。
しかし、閉園を検討している施設であれば、来園者の滞在時間を延ばすための調査を行い、新しい屋内施設の整備まで進める動きとは整合しにくいですよね。
私としては、現在のジブリパークは「人気が落ちて閉園へ向かっている施設」というより、開園後に見えてきた暑さ対策や滞在時間、リピーター獲得といった課題を一つずつ改善している段階に見えます。
テーマパークとしての収益と将来性
ジブリパークは、スタジオジブリ作品の世界観を忠実に再現した施設として、多くのファンに支持されています。
開園当初はチケット争奪戦ともいえる状態になりましたが、現在は券種が増え、訪れたいエリアや楽しみ方に合わせて選びやすくなりました。
一方で、テーマパークの将来性を考えるうえでは、単純に「チケットが完売しているか」だけを見るのは少し危険です。
ジブリパークでは運営会社が正確な年間来園者数の実績を公表していませんが、2024年度の人流データなどから算出された来園者数は約150万人と推計されています。さらに、来園者の消費による経済波及効果は毎年約710億円と試算されています。
来園者数と経済波及効果:愛知県「ジブリパーク5エリア開園後における来園者の属性・消費動向」(2026年10月3日確認)
この数字を見る限り、「誰も来なくなっている」という状態ではありません。
ただし、他の大型テーマパークとは違い、ジブリパークには絶叫系を中心とした大型アトラクションがほとんどありません。
そのため、一度主要施設を見れば満足してしまう人が出やすく、どのように再訪する理由を生み出すかは今後も重要になるでしょう。
実際、その課題に対してはすでに動きがあります。
「もののけの里」「魔女の谷」の開園だけでなく、企画展示の更新、季節イベント、新作短編アニメーションの上映など、訪れる時期によって体験が変わる工夫が増えてきました。
2026年7月には「ジブリの大倉庫」で新企画展示「パノラマボックス展」と、新作短編アニメーション『魔女の谷の夜』の上映も始まっています。
これは、一度来園した人に「また行ってみたい」と思ってもらうためにも大切な取り組みですね。
また、長期的な安定には日本国内だけでなく、海外から訪れる人をどれだけ取り込めるかも重要です。
2024年度の分析では、来園者のうち訪日客も一定数を占めており、海外からジブリ作品を目的に愛知県を訪れる流れも生まれています。
愛知県長久手市という立地は、東京や大阪の巨大テーマパークとは条件が異なります。
一方で、愛・地球博記念公園の森や丘を生かせる環境そのものがジブリパークの魅力でもあります。
ツキミ私は何度か歩く中で、建物だけを切り取って見るより、風や木々の音まで含めて楽しんだほうが「ここに作られた意味」が分かりやすい場所だと感じています。
ジブリパークが「しょぼい」と言われる理由とは?
ジブリパークが「しょぼい」と言われる理由として大きいのは、訪れる前に想像していたテーマパーク像とのギャップでしょう。
東京ディズニーランドやUSJのような、大型ライドやショー、パレードが次々と登場する施設を想像して訪れると、ジブリパークはかなり静かに感じます。
ですが、これは施設が未完成だからではなく、そもそもの楽しみ方が違います。
ジブリパークは、アクションやスリルを次々と体験する場所というより、作品に登場する建物を見たり、細かな小物を探したり、風景の中を歩いたりしながら、物語の世界へゆっくり入っていく場所です。



私自身も最初に訪れたとき、思っていた以上に「歩いて見る時間」が多いことに驚きました。
ところが、作品を思い出しながら細部を見ていくと、派手な乗り物が少ないことが、逆にこの場所の静けさにつながっていると感じるようになりました。
例えば、窓辺の小物や家具、建物の質感など、一見すると通り過ぎてしまいそうな部分まで見ていると時間が足りなくなります。
つまり、ジブリパークを「乗り物の数」で評価するか、「物語の中を歩ける場所」として評価するかで印象はかなり変わります。
静かな環境の中で作品世界をゆっくり味わいたい人には、とても相性のよい場所ですね。
ジブリパークがしょぼいと言われる理由については、以下の記事でも詳しく掘り下げています。


ジブリパークの入場者数は?年間・一日あたりを検証


ジブリパークそのものの正確な年間入場者数は公表されていませんが、2024年度は人流データなどから約150万人と推計されています。
ここは検索すると数字が混ざりやすいため、特に注意したいところです。
「ジブリパークの入場者数」と「ジブリパークがある愛・地球博記念公園全体の来園者数」は別の数字だからです。
主な数字を整理すると次のようになります。
| 対象・期間 | 来園者数 | 注意点 |
|---|---|---|
| ジブリパーク・2024年度 | 約150万人 | 人流データなどをもとにした推計 |
| 愛・地球博記念公園・2022年11月〜2023年10月 | 約261万人 | 公園全体の推計 |
| 愛・地球博記念公園・2023年11月〜2024年10月 | 約283万人 | 公園全体の推計 |
| 愛・地球博記念公園・2024年度 | 約294万人 | 公園全体の推計 |
2024年度の愛・地球博記念公園全体では約294万500人、そこから人流データなどを使ってジブリパーク部分を分析した結果、約155万人となり、経済効果の試算では安全側に見て150万人が採用されています。
ジブリパークの入場者数は一日何人?
「ジブリパークの入場者数は一日何人?」と知りたい方も多いですよね。
正確な一日あたりの入場者数は公表されていません。
ただし年間150万人という推計を365日で単純に割ると、暦日平均では一日あたり約4,100人になります。
実際には毎週火曜日を基本とする休園日や、年末年始、メンテナンス休業日などがあるため、営業日だけで考えた一日平均はこれより多くなります。
ここで大切なのは、「約4,100人」は公式発表された一日の入場者数ではなく、年間推計値を単純計算した目安だという点です。
また、平日と土日祝日、春休みや大型連休では混雑具合も大きく異なります。
私が実際に歩いていても、休日と平日では人の流れがかなり違います。
平日の朝は比較的落ち着いて歩けることがありますが、人気施設や撮影スポットでは時間帯によって列ができることもあります。
「年間150万人なら毎日ものすごく混雑しているはず」と考えるより、予約制によって人数をある程度調整している施設だと理解したほうが実態に近いでしょう。
入場者数は減っている?
開園当初、チケットは瞬く間に売り切れ、入場するための競争が激しい状態でした。
その後、以前より予約しやすい日が増えたことで、「人気が落ちたのでは」「入場者数が激減しているのでは」と感じた人もいるようです。
しかし、チケットを取りやすくなったことだけで入場者数の大幅減少を判断することはできません。
当初は「ジブリの大倉庫」「青春の丘」「どんどこ森」の3エリアからスタートしましたが、2023年11月には「もののけの里」、2024年3月には「魔女の谷」が開園し、現在は全5エリアになっています。
さらにチケット制度も変更され、すべてのエリアを巡る券だけではなく、エリア単位で楽しめる券種など選択肢が増えています。
2026年7月入場分からは「里山さんぽ券」も加わりました。現在もチケットは原則予約制で、2か月前の10日14時から販売される仕組みです。
開園当初と現在では、エリア数も販売方法も異なるため、単純に「昔より予約画面に空きがある=人気がなくなった」とは言えないのですね。
新エリア開設後はどう変わった?
ジブリパークは2022年11月の開園時点で完成形だったわけではありません。
2023年11月に「もののけの里」、2024年3月に「魔女の谷」が加わり、ようやく5エリアがそろいました。
特に「魔女の谷」には、『魔女の宅急便』『ハウルの動く城』『アーヤと魔女』にちなんだ建物や町並みがあります。
私は「ハウルの城」を初めて間近で見たとき、映画で見慣れているはずの建物なのに、実際の大きさで目の前に現れるとまるで別物に感じました。
写真だけでは伝わりにくい、建物の高さや質感まで感じられるのは現地ならではですね。
そして現在は、5エリアを完成させて終わりではありません。
企画展示のリニューアル、短編作品の上映、季節イベントに加え、第3期構想まで動き始めています。
こうした流れを見ると、「新エリア開業による一時的な話題だけで終わらせない」という方向性が見えてきます。
ジブリパークのチケット種類や現在の買い方については、こちらでも詳しく紹介しています。


ジブリパークとディズニーは何が違う?入場者数も比較


ジブリパークと東京ディズニーリゾートは、入場者数の規模だけでなく、施設の目的や体験そのものが大きく異なります。
東京ディズニーランドと東京ディズニーシーを合わせた2025年度の年間入園者数は2,753万4,000人です。ジブリパークの2024年度推計約150万人とは桁が違います。
比較データ:オリエンタルランド「業績予想」掲載の2025年度実績(2026年10月3日確認)
ただし、この数字だけで「ジブリパークは人が少なすぎる」と考えるのは適切ではありません。
東京ディズニーリゾートは2つの大型テーマパークを抱え、広大なアトラクション群、ショー、パレード、ホテルなどを含む巨大リゾートです。
ジブリパークは愛・地球博記念公園の自然や既存の地形を生かしながら、作品世界を表現する公園施設として作られています。
目指している体験の規模も種類も違うのですね。
絶叫系アトラクションが少ない理由とメリット
ジブリパークにはメリーゴーランドやフライングマシンなどの乗り物がありますが、一般的なテーマパークで目玉になりやすい大型ジェットコースターのような絶叫系アトラクションはありません。
この点については好みが分かれます。
ですが、絶叫系アトラクションが少ないからこそ、建物や周囲の自然に意識を向けやすいというメリットがあります。
ジブリ作品には、森、風、空、古い町並み、生活感のある家など、登場人物だけではない「背景そのものの物語」がたくさん描かれています。
ジブリパークも同じで、目の前のアトラクションを次々と攻略するより、歩きながら「あ、この感じはあの場面かもしれない」と立ち止まる楽しさがあります。
私が訪れた際も、自然の中を歩いている途中で映画のワンシーンを思い出す瞬間が何度もありました。
例えば「となりのトトロ」を思わせる緑の中を歩いていると、派手な演出がないからこそ、物語の静かな空気を感じられることがあります。
▼ジブリの世界観に浸れるメリーゴーランドのモチーフや種類はこちら


ディズニーランドやUSJと比較すると何が違う?
ディズニーランドやUSJでは、大型アトラクションやショー、季節イベントなどを次々と体験する楽しみがあります。
一方のジブリパークは、自分自身が作品世界の住人になったような感覚で歩くことに重きが置かれています。
「青春の丘」では『耳をすませば』の地球屋を訪れ、「どんどこ森」では『となりのトトロ』のサツキとメイの家へ向かう。
「魔女の谷」では町並みを歩きながら『魔女の宅急便』や『ハウルの動く城』を思い出す。
このように、映画の場面を身体の感覚でたどっていくような楽しみ方です。
派手なパレードや大型ライドを期待して行くと物足りなく感じる可能性がありますが、作品に登場した建物や生活空間をじっくり眺めたい人には、むしろこの静けさが魅力になります。
私は特に、何でも分かりやすく「ここが見どころです」と示しすぎていないところが好きです。
一度目では気づかなかったものが、作品を見返してから再訪すると突然目に入ることもあります。
この「自分で見つける余白」が、一般的なテーマパークとの大きな違いだと感じています。
ジブリパークのアクセスやチケットに問題はある?


ジブリパークには魅力が多い一方、アクセスや予約制度については、初めて訪れる方が戸惑いやすい部分もあります。
ただし、これらをそのまま「人気低下」や「潰れる原因」と結びつけるのではなく、どんな課題なのかを分けて考えることが大切です。
来場者が感じるアクセスの不便さとは?
ジブリパークは、愛知県長久手市の愛・地球博記念公園内にあります。
名古屋駅から直接歩いて行けるような場所ではなく、地下鉄東山線やリニモ、バスなどを組み合わせて向かう必要があります。
乗り換え時間も含めると、名古屋駅から1時間前後を見ておくと安心です。
私自身、初めて訪れたときは「チケットの時間に遅れないようにしなければ」と考えながら乗り換えたので、現地に着くまで少し緊張しました。
初訪問では、名古屋駅からパークまでの所要時間だけでなく、駅から各エリアまで歩く時間も考えておいたほうが安心です。
一方で、交通アクセスについては「不便だから悪い」と一言で片付けられない部分もあります。
ジブリパークが都市中心部ではなく、森や丘の残る愛・地球博記念公園にあるからこそ、『となりのトトロ』や『もののけ姫』などの作品と相性のよい風景が生まれているからです。
便利さと世界観の両方をどう両立するかは、今後も重要な課題になるでしょう。
▼ジブリパークへのアクセス方法はこちらで詳しく解説しています


事前予約制のメリットとデメリット
ジブリパークのチケットは現在も予約制が基本です。
これは初めて訪れる人にとって、少し分かりにくいところかもしれません。
予約制の大きなメリットは、一度に入る人数を調整しやすいことです。
ジブリパークでは建物の内部や細かな展示を見る場所が多いため、入場者が一気に集中すると、本来の魅力である「じっくり眺める時間」が失われてしまいます。
私が訪れたときも、もちろん混雑する場所はありましたが、エリア全体が身動きできないほど人で埋まるというより、自分のペースで歩ける時間もありました。
一方、デメリットは思い立った日に自由に入場しにくいことです。
旅行の日程が直前まで決まらない方や、家族・グループで同じ日時を確保したい方には不便に感じるでしょう。
なお、現在はチケット制度も以前より細分化されています。
5エリアすべてに入場できる「大さんぽ券プレミアム」、主要3エリアを巡る「大さんぽ券スタンダード」、2026年7月から加わった「里山さんぽ券」、各エリアのチケットなどがあります。
また「大さんぽ券スタンダード」を利用する場合でも、「オキノ邸」「ハウルの城」「魔女の家」は、当日の整理券を確保したうえで特別施設当日入場券を購入できる仕組みがあります。販売枚数には限りがあります。
つまり、以前の「何か月も前から全部決めなければ何も見られない」というイメージからは、少しずつ選択肢が広がっているのですね。
当日券については条件や対象施設によって扱いが異なるため、こちらの記事でも詳しく整理しています。


ジブリパークが潰れる可能性は低い?今後の見通し


入場者数の推計、第3期構想、新しい展示やイベントの動きを総合すると、現時点で「近いうちに潰れる」と考える根拠は乏しいでしょう。
ただし、「人気作品を扱っているから将来も絶対安泰」と考えるのも違います。
テーマパークや観光施設は、開園直後の話題性が落ち着いたあとに、いかに再訪する理由を作れるかが重要だからです。
ジブリファンにとっての魅力とは?
ジブリパークの強みは、作品をテーマにしているだけではなく、細部まで生活感を持たせて世界を作り込んでいるところです。
ジブリファンにとって、このパークは単なる観光地というより、映画の中にあった場所へ実際に足を運ぶ体験に近いと思います。
私が初めて訪れたときも、「耳をすませば」の地球屋や「となりのトトロ」のサツキとメイの家が、スクリーンの向こう側ではなく目の前にあることに不思議な感覚を覚えました。
外観を眺めるだけではなく、場所によっては内部まで入り、家具や小物をじっくり見ることができます。
その中を歩いていると、映画のワンシーンを思い出し、自分自身が物語の途中に立っているような気持ちになるんですね。
また、森や丘の中に各エリアが点在していることも特徴です。
移動時間だけを見ると「歩く距離が長い」と感じますが、この余白があることで、エリアからエリアへ向かう時間にも気持ちを切り替えられます。
ジブリ作品が持つ優しさや温かさを、建物だけではなく風景全体から感じられることが、ジブリパークならではの魅力でしょう。
満足度を高めるための工夫
ジブリパークを訪れる際は、事前に見たい場所の優先順位を決めておくことをおすすめします。
5エリアすべてを細部まで一日で楽しもうとすると、かなり忙しくなります。
特に建物内部を丁寧に見たり、写真を撮ったり、食事や買い物も楽しんだりすると、想像以上に時間がかかります。
私自身、初めて訪れた際は、絶対に見たい場所を先に決めてから順番を考えました。
その結果、「全部見なければ」と急ぎ続けるより、一つ一つの展示を落ち着いて楽しむことができました。
ジブリパークの回り方や各エリアの所要時間はこちらで詳しく解説しています。


また、訪問前に関連作品を見返しておくのもおすすめです。
以前は気にしていなかった家具、小物、建物の形などに気づきやすくなり、現地で「あれだ!」と思える瞬間が増えます。
現在のジブリパークでは、固定された施設を見るだけではなく、企画展示や短編映画、季節イベントも行われています。
2026年には夏のイベントに続き、10月30日から11月22日にかけて「秋のどんどこ祭り」も予定されるなど、季節ごとに訪れる理由が増えています。
こうした変化は、リピーターを増やすうえでも重要だと私は考えています。
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「潰れる」より注目したいのは第3期構想
私が今後のジブリパークを見るうえで最も注目しているのが、第3期構想です。
検討されているのは、単純にアトラクションを増やすという話ではありません。
来園者の滞在時間や夏の暑さといった、実際に運営して初めて見えてきた課題を分析し、西口広場に屋内施設を整備する方向が示されています。
そして、その施設として『風の谷のナウシカ』の世界観を表現する案が提案されています。
開業時期など、今後決まっていく部分もありますので、現段階で完成時期などを断定することはできません。
それでも、「5エリアを作ったら完成」ではなく、その先のジブリパークを考える段階に入ったことは重要です。
私はこれまでパークを歩いてきて、ジブリパークの課題は「アトラクションが少ないこと」そのものではなく、静かな世界観を壊さずに、何度でも来たくなる理由をどう増やすかだと感じています。
大規模な絶叫マシンを次々と造れば、確かに一般的なテーマパークらしくなるでしょう。
しかし、それでは今のジブリパークらしさが薄れてしまう可能性があります。
展示の更新、短編作品、季節イベント、そして作品世界と調和する新施設。
この方向で少しずつ体験を増やしていくほうが、ジブリパークらしい成長の仕方なのではないでしょうか。
まとめ:ジブリパークは潰れる?入場者数を見る限り過度な心配は不要
- 近く閉園すると判断できる公式情報は確認されていない
- 2024年度のジブリパーク来園者数は約150万人という推計
- 愛・地球博記念公園全体の約294万人とは対象が異なる
- 予約しやすさだけでは人気低下や経営状況を判断できない
- 第3期構想や展示更新など、継続的な整備が進んでいる
ジブリパークについて「潰れるのでは?」と不安になる理由には、開園当初よりチケットを取りやすい日が増えたことや、大型アトラクションが少ないことなどがあるのでしょう。
しかし、数字を見ると印象は変わります。
2024年度のジブリパーク来園者数は推計約150万人。正確な一日あたりの人数は公表されていませんが、365日で単純平均すると約4,100人です。
さらに愛・地球博記念公園全体では2024年度に約294万人が訪れており、ジブリパーク来園者の消費による経済波及効果も毎年約710億円と試算されています。
そして何より、2026年には『風の谷のナウシカ』の世界観を表現する屋内施設を含む第3期構想が動き始めました。
こうした状況から、少なくとも現時点で「入場者がいなくなり、閉園へ向かっている」と見る材料はありません。
もちろん、長く愛されるためにはアクセス、暑さ対策、リピーターを増やす工夫、チケット制度の分かりやすさなど、改善してほしい点もあります。
それでも、私は何度か訪れる中で、ジブリパークは完成したテーマパークというより、作品と同じように少しずつ新しいページが加わっていく場所なのだと感じています。
最初の訪問では建物に夢中になり、二度目には小物に気づき、季節が変われば森の表情も変わる。
そこに新しい展示やイベント、第3期構想が重なっていけば、「一度行けば終わり」ではない楽しみ方もさらに広がっていきそうですね。
▼ジブリパークチケットの選び方はこちら


よくある質問
ジブリパークは本当に潰れる可能性がありますか?
現時点で、近く閉園すると判断できる具体的な情報はありません。
2024年度の来園者数は約150万人と推計されており、新しい展示やイベントに加えて第3期構想も進められています。将来を断定することはできませんが、「現在すでに経営不振で閉園目前」と考えられる状況ではありません。
ジブリパークの入場者数は一日何人ですか?
正確な一日の入場者数は公表されていません。
2024年度の年間推計約150万人を365日で単純に割ると約4,100人ですが、実際には休園日があるため、営業日一日あたりの平均はこれより多くなります。
ジブリパークの入場者数150万人と294万人はどちらが正しいですか?
どちらも対象が違います。
約150万人は2024年度のジブリパーク来園者数の推計値で、約294万人は同年度の愛・地球博記念公園全体の推計来園者数です。同じ「来園者数」として混同しないようにしましょう。
チケットが取れるようになったのは人気が落ちたからですか?
それだけでは判断できません。
開園当初よりエリアが増え、チケットの種類も変更されています。現在はセット券だけでなくエリア券など複数の選択肢があるため、開園直後の予約状況と単純比較するのは難しいです。









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